✅本記事の内容

第1子が中受後入学した学校で不登校になってしまいました
中受のメリットも大変さも理解してるけど、2人目はどうしようか迷ってます
内容
・第1子が中学入学後、燃え尽き症候群により不登校になってしまった
・親は中学受験、不登校と続き疲労困憊している
・第2子の受験を決める際の考え方
中学受験は大変な負荷とお金がかかります。でもそれを乗り越えるのは、中受をしたことで得られる将来があるからこそ。
一方で不登校は全国で34万人(2025年)と言われており、中高一貫校でもいます。
第1子の経験はトラウマとして残っていても、第2子の将来のためにはどうすることが良いか、語ります。
✅この記事の信頼性
・中受して入学した学校で不登校になった息子と2年向き合った
・第1子の中学受験では第一志望の学校に入学
・第2子は中受に興味あり。母はフルタイム会社員
「またあの受験を繰り返すの?」──親のトラウマが顔を出す瞬間

毎日の塾通いとお迎え、塾弁作り、夜遅くまで続いた勉強、模試の結果に一喜一憂した日々。
そんな日を乗り越えて合格したはずなのに、待っていたのは不登校。思春期の息子の不登校対応は本当に大変でした。
下の子の受験はどうするのが良いのでしょうか。

中受のメリットと大変さを知っている、我が家の考えをお話します。
第1子の中学受験
第1子の中学受験は、お友達に誘われて軽い気持ちで始めました。
私は中受経験が無かったので、ダメだったら辞めればいいやくらいの気持ちで最初はいたんです。
しかし、中受のメリットを知り、労力とお金をかけて取り組んでいくうちに合格させたいという気持ちが強くなっていきました。

6年生の最後の1年は、緊張と不安が続き本当に大変でした。
合格はしましたが、第2子は気軽に取り組んでみようとは思えません😣
しかし入学後不登校に
無事第一志望の学校に入学させた時は、感無量で達成感がいっぱいでした。
しかし、入学後もハイレベルな勉強は続き、受験で疲れ切っていた息子はついていけなくなります。
そして不登校ー
親子の会話もできなくなり、息子は荒れました。

絶望感でいっぱいでした。
何のために頑張ったのか、わからなくなりました。
「また同じことが起きたら…」と感じるのは、当然
中受の大変さ、子供が不登校になった絶望感を味わうと、「また同じことが起きたら」と思わずにはいられません。
第1子の中受の話はこちらの記事をどうぞ
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小学校高学年から現れた不登校の前兆|中学受験中に思春期を迎えたら
✅本記事の内容 内容 ・中学受験を考えた理由と、受験前の元気な日々の様子・中学受験の終盤での思春期突入するも無事合格・【まとめ】中学受験の途中に、思春期を迎えたら ✅この記事の信頼性 ・不登校の息子と ...

中受にはメリットもたくさんあります
中学受験をするメリット

労力やお金がかかる分、中学受験にはメリットも大きいです。
勉強が好きな子や、やりたい事がある子には良いチャンスになるでしょう。
しかし、公立の中学にも良さはあるので、メリデメ比較してくださいね。
①子供にあった環境を選べる
公立はどうしても「学区ガチャ」みたいなところがありますが、中学受験だと校風や学習方針が自分の子に合う学校を選べます。
のびのび系とか、進学重視とか、特色のある学校も多いです。

まだ子供が小学生で素直なうちに、一緒に進路を選べるメリットもありますよ😁
②早い段階で学力がつく
中学3年生から高校課程の勉強を始める学校も多いので、大学受験までペース配分良く勉強が進められます。
そのため部活や趣味、友達との時間も充実させやすくなります。
また偏差値の点から同じ学校に中学から入るのと、高校から入るのでは、前者が圧倒的に入りやすいです。

私は、高校受験で進学校を経て大学進学したので、高校時代は勉強ばかりでかなり大変でした。
これは私が一番中受をさせたかった理由の1つ。
③同じ志向をもつ仲間と出会える
中高で一番大事なのは「友達」ではないでしょうか。
いつも一緒に過ごして、生涯付き合える友達とも出会える時です。
良い仲間がいる環境で過ごして欲しいと願わずにはいられません。
我が家の考え「上の子と下の子、“同じ道を歩かせる必要はない”」

「上の子が受験したから、下の子にもチャンスを…」──そんな風にも思いますが、
同じ家庭で育っても、子どもはそれぞれ性格も得意も違います。
兄弟を比較せずに「この子には何が合っているのか?」という視点に立ち戻ることにしました。
性格も学び方も違う
上の子と下の子は、得意な事も学び方も違います。
比べないことは親子の信頼関係にも繋がりますよね。

受験するしないの判断はまだしないで、イベントなどに参加させて反応を見てみることにしました
「上の子の経験」は“失敗”ではなく“ヒント”に変えられる
第1子の受験体験は「失敗」ではなく、「親子の経験値を上げてくれた」と考えることにしました。
「もう失敗したくない」という反省だけでなく、「こうすればうまくいくかも」というヒントにもできます。

もし受験をすることになった場合、このブログで皆様にヒントを発信していきますね。
判断する前にできること──“軽い一歩”から始めよう

「2人目の受験をどうするか」―すぐに“受験するか・しないか”を決めなくても大丈夫です。
まずは“軽い一歩”を踏み出すことで、子どもの反応や気持ちの変化を確かめてみましょう。
おすすめ体験
①塾のイベント
②中学校の文化祭や見学会
③塾の季節講習、無料テスト
我が家でやっている体験をご紹介します。
ちなみに日能研で体験授業やテストを受けてます。
塾のイベントに参加して「子供の反応」をみる
日能研では低学年向けにサイエンス教室などを不定期で開催しています。
実際に塾のイベントに参加して「興味がある」「無理そう」などの反応を見てみましょう。

日能研では無料で実施されているので、合わなくても無駄にはなりません。
定員が少ないので、ホームページをこまめにチェックして早めの申し込みがおすすめです
②中学校の文化祭や見学会に参加してみる
外部に公開していて、実際に生徒が活動している様子が見られる文化祭や見学会に行ってみましょう。
私立の学校は特色のある教育をしているところが多くあります。
いろんな学校を見ることで、どんな中学生活がしたいか進路を目指すかが見えてくるでしょう。
③季節講習や無料テストを受けてみる
夏休みの夏期講習、冬休みの冬期講習などは、入塾費を払わなくても講習代だけで受けることができます。
また1回/月くらいに定期的に無料で受けられるテストがありますので、それも受けてみましょう。

大手の塾でも、塾によってカラーがあります。
合う塾を探すためにも、季節講習などを利用してみましょう。
💡まずは子供用の新聞を購読するなどして興味を広げるのもおすすめです
2人目の中学受験に悩む親へ伝えたいこと

第1子の受験と不登校を経験してだいぶメンタル鍛えられたのではないでしょうか(笑)
鍛えられざるを得なかったというのが正しいのかもしれませんが。
受験しても、しなくても、楽しもう
第1子の中受経験を踏まえて、また挑戦するも良し。
受験以外のもので熱中できるものを探すのも良し。
第2子はまた違う世界を見せてくれるのではないかと思います。
その子が輝く場所を探しましょう。

塾に入ったけれど、途中で受験をやめる子もいます。
やった勉強は無駄にはならないので、まず試しに取り組んでみるのもありですよ。
まとめ
- 第1子の受験は失敗では無い、そこから得た気づきを第2子の受験に生かせば良い。
- 第1子と第2子は性格も得意も違うため、「同じように育てる」よりも「その子に合う選択をする」ことが大切。
- すぐに決めなくて大丈夫、塾の体験や学校見学など“軽い一歩”を踏み出し、子どもの反応を見てみよう。

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