
不登校対応もしながら、仕事を続けてきたけど、
会社から全く評価されないです。
心も身体も疲れて、このまま仕事を続けるのが良いか悩みます。
✅本記事の内容
内容
・不登校対応ですり減らしながら仕事を続けているけど、評価されない悩み
・なぜ母親に負担が偏る?原因と母親が身に着けているスキル
・抜け出すヒント3選
育児しながら働くだけでも大変なのに、
さらに不登校対応が加わってそれでも仕事を続けてきたけど、
会社からは全く評価されず、ただ毎日忙しく疲弊する日々・・・・💭
仕事を続けられたことや、経済面では良かったこともあるけれど、
母の心には不満がたまり続け、このまま続けようか悩み中😣
この記事では私の仕事の現在地と、これからのことを語ります。
✅この記事の信頼性
・不登校の息子と2年向き合った
・昼夜逆転の生活から、フリースクールに通えるように
・フルタイム会社員のため、平日夜と休日にコミュニケーション
あれ?“キャリアが止まってる”

第1子を産んでから、14年ワーキングマザーやってます。
新卒入社から20年以上、途中転職したけど、
同じ業界で正社員でずっと真面目に働き続けてても
まだ「ヒラ」です。
ふと気づけば、
男性社員や独身女性にどんどん抜かれ、
年数だけは経ってるから誰も新人と思ってくれないのに
職位と給料はいつまで経っても末端・・・
子供にエネルギーや時間を取られ、
仕事にフルコミットできないので仕方がないと思いつつ働いていますが、
ずっとモヤモヤしていること語ります。
仕事は続けているのに評価だけ遅れる
窓際族のおじさん社員のように、何もしていなくて評価されないなら納得できる。
ワーキングマザー+不登校対応は大変なんですよ。
家でも会社でも、頭も身体もずっとフル稼働。
「限られた時間の中で、使えるリソースで、どう仕事+家庭を回すか」
ずっと考えて、でも問題起こさず業務回している。
そりゃもう売れっ子芸能人のように、分単位の予定で、
頭の中は次にやること考えながら、手動かしているんですよ。
でも、会社での評価には一向に繋がらない。
評価面談ではいつも「普通」。
そして言われる
「時間外や土日の対応やってくれている人から先にあげたいんだよね。」
そんなこと言ったら、残業・土日対応ができるまでは
どんなに頑張ってもワーママは昇給できないのかい?!😠
不登校ケアは母にも大きなダメージ
そりゃあね、家帰って温かいご飯が待っていたり、
週末の時間を自分のために自由に使える人は
リフレッシュできますよ。
エネルギー貯められますよ。
家に不登校児いると大変なんですよ💦
包丁振り回して暴れている子のいる家に、仕事終わって疲れて帰りたくないです。
それでも、育児は辞められないから、
暴れる子供に食事を与えて、面倒見て、毎日を終わらせていくんです。
物理的には、日々は回ります。
でも、そんな生活を2年も続けているうちに
私の心はどんどんと荒んでいきました😣
周りの同年代は前に進んでる“焦りの心理”
40代に入ると、ママ友や親戚兄弟、学生時代の友人など
周りで役職がつく人が増えてきます。
そうするとそのステージでの会話が増えてきます。
もちろん、今の管理職が楽でないことはわかってます。
でもずっと視座が平社員のままの私は置いてけぼりだなー、と。
そう、私プライド高いんです。笑
男性社員や子供のいない女性社員より、ハードな生活をしてきたのに、
報われなさに愕然とします。
“私だって前に進みたい”という本音とのギャップ
仕事より子育てを優先させたから、と会社は思っているのでしょう。
でもその状況で仕事を優先させるなんてできなかった。
それでも、改善提案を出したり、周りの困っている人を助けたり、資格を取ったり、
その状況でやれることは全てやった。
そして成果も上げた。
でもその働きは上司の目には留まらなかった😢
私には「たぬきちママさん、主婦だから(置いてあげてればいいよね)」
と、いつも枕詞がついていたように感じます。
“取り残されている”と感じる瞬間あるある

会社は、家事育児をやってくれる奥さんがいる男性社員や、
独身社員が主役の場です。
私のいる業界は体質が古いので、まだまだ男尊女卑の昭和気質です。
それでも周りと壁を作らないようにと思って過ごしてきたけど、
感覚を合わせて働くの難しいなぁと思うことありませんか?
多分、職場の人も思っているはずです。
「たぬきちママさん、サポートポジションでいいや」
そんな空気感もありました。
重要な情報が早く取れない
これは、ある程度男性社員の中に入らないと厳しいかもしれませんが、
片足育児に突っ込んでるヒラ社員にはなかなか難しいもの。
情報が早く取れないから、蚊帳の外にいる気持ちになることがしばしば…😱
でもそれは、能力の問題ではなく“情報接触量”の差によるものです。
そもそも会社はまだ男社会だし、さらに子供の対応で休んだり在宅勤務をしていると
細かい共有や職場の空気を“リアルタイムで吸収できる時間”が減ってしまう。
仲の良い男性社員を作るのが有効でしょうか?😣
興味が合わない

TVをゆっくり見る暇なんてありません。
土日も休日もずっと家事育児に追われているから。
もちろん自分の趣味も出来ないし、
子供の事ばかりでは、独身の人は話題に特に興味湧かないでしょう。
なんとなく職場の当たり障りのない話をしていますが、
興味のあるところは違うし、なんだか遠慮をしてしまいます💭
でも同僚の陰口嫌なんですよねー。
面白いかもしれないけど、
陰口言ってても何も良くならないじゃないですか。
「今あるリソースで、いかに効率良く業務をやって、定時で帰るか」ですよ。
そうすると「たぬきちママさん、他人に興味がない」と言われてしまう。
ワーママ長くやっているとこの思考が染み付いてるんですっ!💪
共働き社会の“見えない前提”
共働きの家庭が増えていますが、
現代の共働き社会は「保育・学校が正常に機能している前提」で設計されており、
不登校という非常事態には対応できていません。
なので、不登校家庭が想定外の負担を抱えるのは社会構造的に明らか💦
それなのに不登校になった場合は
「気持ちに寄り添ってあげるように」と不登校の本人への優しい対応を求められ
それは母親に丸投げされています。
不登校の母親こそ一番にサポートするべきなのに、
「母親の教育が問題」と言う人さえおり、
母親は周囲に相談しづらく、孤立しがちです💧
不登校で母は身につけた“見えないスキル”は?

会社で評価はされなくても、
子育てや不登校対応で母親ってすごく成長しているんじゃないかと思うんです。
私が伸びたなと思うスキルはこの3つ💡
- メンタル耐久力
- 家庭内マネジメント力
- 問題解決力
派手さはないけれど、職場では頼りにされる力を、確実に身につけています。
ここでは、母が自覚しにくい“密かに積み上がったスキル”をお伝えしますね🤭
メンタル耐久力は爆上がり
不登校中学生の対応で一番身についたものは、忍耐力じゃないでしょうか💪
不安定な子供の様子を見ながら、相手をしなければなりません。
キレられることもしばしば、でも離脱は許されません。
私は職場でクセのある人との仕事ができるようになりました。笑
大量のタスクを処理!家庭内マネジメント力
子供が不登校になると、関係者との連絡・調整が母親にのっかかってきます。
学校、フリースクール、友達関係、部活関係、相談の専門機関・・・・
それに加えて、仕事や通常の家事、他の兄弟の世話なんかもあるわけです。
それぞれのところへ連絡したり、調整したりなんかをしながら日々を回すのは
課長くらいのマネジメントをしているんじゃないでしょうか!?😂
トライ&エラーの繰り返し 問題解決力
不登校対応は「これをすれば直る」という特効薬はありません。
あれこれ考えて、やってみてうまくいったりいかなかったり。
不登校対応なんて初めての世界なので、勉強しながら次から次へと手を打って・・・
仕事も一筋縄に解決することはなくて、仮説→実行→検証の繰り返しだから
問題解決力も上がったと思うのです🙌
現状維持?転職?起業?母が選べる“3つのルート”

「今の働き方のままでいいのかな?」「でも環境を変える余裕もないし…」
そう思いながら働いていますが、
進む道はこの3択と思っています。
- 現状維持
- 転職
- 起業
私、まだ迷っていますが、どれがいいと思いますか?
転職2.0、起業経験やってみたよっていう方
いらっしゃったらアドバイスください🙏
今の環境で穏やかにキャリアを整える
今の職場に留まって、業務内容や働き方を調整する「現状維持」
環境が変わらない安心感があり、いちばん安心な道です。
そもそも同じ職場でも上司や方針が変われば、風向きも変わることがあります。
この選択肢を選ぶなら「今あるもの」に目を向けることが重要ですね🤔
環境を変えてチャンスをつかみにいく
「転職」気になっています!
今は売り手市場だし、自分の望む条件・仕事内容のものを掴みにいくことができる
(掴めないかもしれないけど)
最近はLinked In日本代表をされている村上臣さんの著書「転職2.0」を読みました。
自分のスキルをダグづけしてプロジェクト形式で
採用してもらうという転職方法があるのだとか。
面白そうです!
私も挑戦してみたいと思ってます。
ただ新しい環境に入るのでエネルギーがいるんですよね。
家庭が荒れているとエネルギーが減る一方で、新しい環境へ飛び込めない
なんだか私も不登校みたいなこと言ってますね。笑
小さく始める起業で“自分軸”を取り戻す
「起業」憧れですね。
起業は“大きな勝負”ではなく、
“自分の裁量で働く自由を取り戻す方法”として有効ではないでしょうか。
子どもの状況に合わせて働く時間・内容・ペースを
自分で決められるのがいいですよね✨
定年後もずっと働く時代になり、
自分のビジネスを作りたい気持ちもあります🤭
近年は小規模起業(オンライン事務、クラウドソーシングなど)が
増えて挑戦しやすくなりました。
こうやってブログで文章を発信したり、
動画や画像なんかで自分のスキルを表現することも
ここ10年くらいでぐっとしやすくなったと思います。
とはいえ、個人事業はそんなに甘くないとも思うし
やるならまずは副業から挑戦が良いと思います😇
不登校の負担は母ばかり!社会に求める支援

「なんで不登校の対応って、結局いつも母親の肩に全部乗っかるんだろう…」
母親の方がモヤモヤしている家庭の方が多いのではないでしょうか。
それは、社会の仕組みそのものが“母に負担が集まる前提”で作られているから。
私がほしいサポート、いつか誰かの目に留まって変わることを願って書きます。
共働き前提の社会でも“最後は母が担う構造”
現代の日本社会は共働きが当たり前なのに、
突発的ケアは母が担う前提で設計されている😱
子どもの不調時の対応者は母親が担うケースが多いですよね。
出産・育児の段階から男性に出番を増やしてもらって、
自分ごととして捉えてもらいたいですね😇
会社に求めたいサポート
小学校・中学校と学年が上がるにつれ、会社からのサポートは少なくなりがち。
でも不登校対応では、暴れる子供を抑えたり、力が必要な場面もあります。
子供がいくつになっても男性が育児に参加しやすい環境が必要ですね😁
何らかの理由がある社員には、
リモート勤務・時短勤務が気兼ねなく使用できる環境が必要です💻
また家庭の理由で時間外勤務が出来ない女性にも【時間内】の仕事で評価し、
キャリアアップ出来たらいいなと思います📣
女性も長く働くことが当たり前になってきている今、
育児中の女性にも色々な経験を積ませることは必要で、
サポートは少し必要になるかもしれませんが
そうすれば、子育てが終わったあと、
また第一線の戦力として働けると思うんです😁
行政・地域から欲しい支援
行政・地域のサポートほしいですね💫
具体的には民生委員みたいな人が来て、定期的に不登校の子の話相手をしてほしい。
あと、民間の不登校対応の費用的な補助。
不登校対応は公的機関と民間機関でサポート内容の差が大きく、
公的機関だけでは解決が難しいこともあります。
それこそ不登校が世の中増えているし、
不登校経験者がカウンセラーとしてオンラインで話してくれたら
心を開いてくれやすいんじゃ無いでしょうか😇
あなたのキャリアは終わっていない

色々書きましたが、今は足踏みの時期だなと思うのです。
この記事を書いて、自分の状況を客観的に見ることができました。
そう、不登校の子どもを支える母が感じやすい
“キャリアの停滞感”は社会の構造によるもの。
前に進む気持ちがあって、抜け出すヒントも見えたから、
行動したら次の記事を書きます📝
子供だけでなく母親も
「Make your way」(このブログのカバー画像のメッセージ)です❗
まとめ
- 不登校対応で母に負担が偏ってキャリアが止まったように感じても、それは社会の仕組みの影響
- 不登校対応で忍耐力や問題解決力など“見えないスキル”が確実に積み上がっている
- 現状維持以外にも、転職・起業という働き方もあり
- 母一人に負荷が集中する現実に対して企業や行政の支援が必要。一緒に声を上げましょう!
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