
中学受験・不登校と続いて息子が運動不足気味。
成長期だし、運動して身体を大きくしてあげたい。
何か運動をさせられないかしら
✅本記事の内容
この記事を読んで分かること
・不登校×中学受験の運動不足がもたらす影響
・体験談:野球のスマホゲームから始まった外出のきっかけ
・おすすめの運動5選
・運動を続けるための親サポート3つのコツ
中学受験後、息子は学校に行けなくなり、一日中スマホゲームばかり。
ところがそのゲームがきっかけで野球に興味を持ち、試合観戦でスタジアムへの外出ができました。
その後公園で家族とキャッチボールをするようになり、次第に友達とも軽い運動を楽しめるように。
体を動かすことで気分も前向きになり、笑顔が戻ってきました。
本記事では、そんな体験談を交え、不登校 中学受験後の子どもにおすすめの運動5選をご紹介します。
✅この記事の信頼性
・不登校の息子と1年半向き合った
・昼夜逆転の生活から、フリースクールに通えるように
・フルタイム会社員のため、平日夜と休日にコミュニケーション
不登校×中学受験の運動不足がもたらす影響

息子は塾や受験勉強で忙しかった中学受験を乗り越えて、入学するも進学先の環境に馴染めず不登校になりました。
受験、不登校と充分に運動ができない状態が数年間続き、健康面も心配でした。成長期のお子さんなら尚更です。
運動不足は次のような影響が出やすくなります。
運動は体力を維持するだけでなく、脳内のセロトニン分泌を促し、気分を前向きにする効果があります。
だからこそ、日常生活に少しずつ取り入れることが重要です。
体験談:野球のスマホゲームから始まった外出のきっかけ

中学入学後学校に行けなくなった息子はすっかり家にこもるようになり、野球のスマホゲームばかりしていました。
親としては心配ばかりでしたが、息子はそこから興味を持ち始めました。
ゲームばっかりやって....


野球に興味が湧いたよ。
観戦に行きたい!公園でやりたい!
最初はテレビで試合動画を見たり、プロ野球選手について調べたりするだけでしたが、ある日「本物の試合を見てみたい」と言い出しました。
外出もままならない状況でしたが、思い切ってスタジアム観戦のチケットを予約しました。
日が近づくにつれ息子は外出することを楽しみにし、当日は朝から張り切って外出!
試合が始まると片時も目を離さず、普段は無表情な息子がイキイキと応援していました。
その数日後に、公園でキャッチボールしようと誘うと、今度は自分で身体を動かしてキャッチボールをすることができました。
長く運動していなかったので、最初はコントロールもままならず、弱いボールでしたが、回数を重ねるごとにうまくなっていきました。
そして外に出る回数が増えると、自然と笑顔や会話も増え、親子の関係も前より穏やかになっていきました。
不登校の子におすすめの運動とリフレッシュ法5選
① 自宅でできる軽いストレッチ&筋トレ
自宅でできるストレッチや筋トレは、外出が苦手な時期でも取り入れやすい運動です。

伸びや深呼吸をするだけでもスッキリ!
これなら子供と一緒にいつでもできるわ
YouTubeには初心者向け動画も多く、自宅でも簡単に取り組めます。

男子は、腕立てや腹筋の筋トレで筋肉がついたら、自信もつくよ!

② 家族で楽しむキャッチボールやバドミントン
球技は遊び感覚でできるため、「運動している」感が少なく始められます。

僕は野球ゲームから、野球が好きになったんだ。
公園でキャッチボールして運動してるよ
最初は5分だけでも十分。徐々に距離を伸ばしたり、ラリーを続ける時間を増やしていくと、自然に体力がつきます。

③ ゲームや趣味とつなげた運動
息子のきっかけは野球ゲームからでしたが、好きなキャラクターやオンラインスポーツからでも構いません。
例えばサッカー漫画が好きなら、近くのフットサル体験に行ってみる、釣りが好きなら釣り堀へ行くなど、
好きなことから外出や運動に繋げるのがポイントです。

④ 自宅周辺でサイクリング
短時間のサイクリングは、有酸素運動にもなり、景色の変化が気分転換になります。
最初は家の周りを1周するだけでもOK。

僕は近所の図書館にいつも最新号のジャンプが置いてあるから、読みに自転車で行ってるよ
⑤ 友達と楽しめる軽いスポーツ
友達と一緒なら、運動へのハードルはぐっと下がります。

僕はたまに友達とスポッチャに行くよ。卓球やバッティングも友達とやると楽しい!
競争よりも「楽しさ」を重視する種目がおすすめです。

運動を続けるための親のサポート3つのコツ

強制せず選択肢を提示する
「運動しなさい」ではなく、「キャッチボールと自転車、どっちやってみる?」のように選ばせると、本人の主体性が生まれます。
一緒に楽しむ姿勢を見せる
親も一緒に体を動かすと、子どもは安心して取り組めます。
帰宅後は「楽しかったね」を声をかけ、「運動=楽しい時間」という印象を持たせましょう。
小さな変化を褒める
外に出た、ボールを5回投げられた、小さな進歩をしっかり認めることが継続につながります。

次もまたやろうと思わせることが大事
まとめ:小さな一歩が子どもの心と体を元気にする

運動は体力回復だけでなく、心の安定や自己肯定感にも大きく関わります。
趣味や好きなことから少しずつ外に出て身体を動かしていきましょう。
焦らず、子どものペースに合わせて、「できた!」を積み重ねていくことが大切です。